こんにちは。
GTCテクニカルアドバイザーの理学療法士西山祐二朗です。
最近は、「ぬけぬけ病」の本の執筆活動でなかなか時間がとれずすみません。
知らない方も多いと思いますが、
実は西山は、ぬけぬけ病改善の第一人者なのです。。。
と言われても、「ぬけぬけ病」ってなんだろう?って思う方がほとんどだと
思います。
別名「ランナーズジストニア」「職業性ジストニア」「周期性ジストニア」
ぬけぬけ病は、長距離陸上選手に起こるジストニアです。
江戸時代から「はやけ」という弓道の業界にもあったと言われています。
そんな不治の病として知られている症状を、
西山が完治に導いているのです。
それと、歩行分析の何が関係しているのかというと・・・
出来ないと思っていたら絶対にできません。
苦手と思っていたらずっと苦手です。
治らないと言われてるから、治らないのかというとそうではない。
実際、私が最初にこの症状に出会った当初は、全く情報がなく、手探りでした。
もちろん治らないなんてことも知りませんでした。
だから、治ったんです。
歩行分析が苦手と思っている方がまずすることは、
苦手と思わないということ。
それを生業としている職業ですので、出来るに決まっています。
それだけでは難しいです・・・と思う方に少しだけヒントです。
歩行分析を得意になる為には、
各部位のスピードの逸脱を見つけること。
ストンとか、シュンっとか、スッとか、他の部位に比べて素早く動いている部位や
のそ~と動いてくる部位などなど。。。
例えば、下への重心移動がいきなりカクッと落ちる。
それが見えたら、次はそのタイミングを知る。
右のStanceかな。
次は、崩れ始めはいつかを知る。
右の遊脚後期には既に崩れているな。
崩れ始めの部位はどこかを知る。
右遊脚後期に骨盤の右傾斜が見られているな。
ということは、
右遊脚後期・・・つまり
左立脚後期の骨盤の水平位の保持ができておらず、
その重さが、右に重心移動をした時に支えきれず、
右膝の屈曲角度増大に繋がり、
カクッと落ちている。
というような流れになります。
崩れるという目に見える現象に着目してしまうセラピストが多いのですが、
大きく崩れる前には小さな崩れが必ずあります。
その小さな崩れを見つけることが歩行分析には必要です。
もう一度流れを復習です。
各部位のスピードの逸脱を見つける
↓
そのタイミングを知る
↓
崩れ始めはいつかを知る
↓
崩れ始めの部位はどこかを知る
以上、苦手を無くそう歩行分析でした!
西山祐二朗