どうも皆さん!おはこんばんにちは!GTCテクニカルアドバイザーの西山祐二朗です。
本日は触覚の錯覚というあまり知られていないお話です。
触覚にも錯覚があるって知ってますか?
続き物なので、まだ見てない方は下から飛んじゃってください!
〜〜目次〜〜
シーズン3.触覚にも錯覚がある⁈
シーズン6.自身のバランスの影響を知る
シーズン7.触る前が1番大切
シーズン8.実技
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それでは、
シーズン3.触覚にも錯覚がある⁈スタートです!
スマートフォンでご覧の皆様は、是非緑の矢印を上から下になぞってみてください。
すると…
画面がスクロールして上に戻ります…笑
…すみません。少しでも楽しい時間を作ろうと・・・笑
残念ながら、この感覚は、セミナー受講者しか得られないんです。。。
セミナー参加時にお配りしているテキストにのみ、ある細工をしてお渡ししています。
ですのでここでは、結論だけお伝えしますね。
細工をした方を触ると、緑の線が凹んで感じるんです。
1枚の紙だからそんなことはおこらないはずなのですが、おこるんです。
これが、触覚の錯覚。
うーん…体験させてあげたい!!!!!
体験したい方の為に、参考にさせていただいた本をご紹介!
傳田光洋さんの著書「第三の脳」の帯に書いてありますので、気になる方はご参考に!
それを、GTCでは別の方法を使って錯覚を出すようにしています。
このブログで学んでる方は、その感覚を得られないとは思いますが、触覚にも錯覚があるんだということは覚えておいてください。
では、何故錯覚って起こるのでしょうか⁈
いろいろと解明されてはきていますが、実際のところ不明なところが多いみたいです。
詳しい方がいましたら是非教えてください!
1つだけ言えることは、多くの場合、周りの環境と自分の過去の経験によって認知される感覚が変わることがあるということ。
※細胞レベルでの疲労により見え方が変わることもありますが、それは今回置いておきます。
反対に…
ヒトは、周りの環境がない、過去の経験がないと何も判断できないということですね。
例えば、無音の世界にいたら精神崩壊していく…らしい。
周りの環境。
非常に大切です。
糖質制限が大事です!というグループに所属してると、糖質制限が当たり前になって、そういう体に適応していく。
付き合う友人3人の平均年収が自分の年収になりやすいとか、
類は友を呼ぶとか、
周りの環境の影響をモロにうけて生きていますよね。
そんな周りの環境の影響による錯覚が日常茶飯事に起こってるとは、あまり考えないですよね。
そもそも錯視は知っていても、触覚の錯覚なんて知らない人のほうがほとんどです。
だから、
触察になると真逆を言う人もいます。
例えば、つい最近受講生の方でいたのですが、
背臥位になってる被験者のASISを触って、右と左の位置関係を診て、左右の腸骨がどうなってるのかを考えるという課題の時のお話。
被験者の左側から触ってもらいました。
※被験者とセラピストの位置関係を表すだけの写真なので、やってることは全く関係ありません。
ちなみに、西山は優しくていい笑顔でしょ?笑
はい。話を戻します。
このように被検者の左側からASISを触ると、
被験者の右のASISが頭側にあり腸骨が後傾位になって、
被験者の左のASISが尾側にあり腸骨が前傾位になっていました。
試しに、反対の右側からASISを触ると、
右のASISが尾側にあり腸骨前傾位になって、
左のASISが頭側にあり腸骨後傾位になっていました。
「あれ?」
受講生は混乱してしまいます。
さぁ、この現状をあなたならどう教えてあげますか?
多くの先輩セラピストは、
「間違ってるよ!もう一度見てみて!」
としか言えないかもしれません。
でも、私たちGTCの講師陣は、何故受講生がそのように感じているのかまで考え、対応策を教えていきます。
今回の場合、
受講生は、頭側・尾側の判断基準を、
『自分からの距離』
で決めてしまっていました。
もちろんこれは、受講生本人は気がついていません。
無意識に判断していることが多いので。
自分から遠いと、頭側にあり腸骨が後傾。
自分から近いと、尾側にあり腸骨が前傾。
そのような判断になってしまっていました。
そりゃ〜自分の立ち位置でいくらでも位置関係が変わりますよね。
でもこれって新人さん〜3年目のセラピストにはよく起こってる現象でなんです。
そして、先輩理学療法士達もなかなか気付けないところ。
自分に軸や基準を持ってきちゃってる人って結構いるんです。
そこに気づいてあげることが、講師の大切な役割だと思います。
何故受講生が間違った評価をしているのかを、きちんと分析してあげないと、解決策が出てこず、
練習が足りないからだ!とか、
勉強が足りないからだ!とか、
まぁもちろんそれもあるんだろうけど、ランドマークの位置関係に勉強がそこまで必要かというとそうではない。
突起物が触れて、その位置関係を環境を基準にして考えられるかが大切。
それだけ。
視覚と触覚の錯覚が入り混じるのが触察の難しいところ。
そんな感じで、触覚にも錯覚があるということは理解していただけたでしょうか?
理解したからといってもまだまだ触れません。
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これからは療法士が名前で指名されていく時代になります。その為に「名前 リハビリ」「名前 理学療法士」で検索にひっかかるように今のうちから準備していきましょう!リハビリドックは情報登録するだけで100%検索上位に入ってます」
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『足が抜ける症状』という長距離陸上選手に頻発する原因不明の症状に立ち向かう西山がお送りする
【からだドック®︎】
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